哲学談戯 デカルト哲学:近代的知性の始まり──理性と数学による「明晰な知」の探究 近代的知性の出発点としてのデカルト哲学 17世紀ヨーロッパ、宗教的権威と伝統的学問体系が揺らぐなか、「確実な知」を求めて哲学を根本から再構築しようとした思想家──それがルネ・デカルトである。すべてを疑い、理性のみによって真理へと至ろうとする... 2016.03.01 哲学談戯
晴筆雨読 【年表】ルネ・デカルト(René Descartes, 1596–1650)の生涯と業績 ルネ・デカルト 年表西暦出来事(デカルトの生涯)同時代のヨーロッパ主要事件1596フランストゥーレーヌ地方ラ・エー村に誕生エリザベス1世治下のイングランド、スペイン帝国最盛期1606ラ・フレーシュのイエズス会学院に入学宗教改革後の混乱続く、... 2016.02.20 晴筆雨読
方々日誌 声に寄り添うブルースハープ──ジャン・ジャック・ミルトーの“三部作”が描くソウルの風景 Jean-Jacques Milteau – Blues Harp with Vocals Jean-Jacques Milteau - Blues Harp with Vocals ジャン・ジャック・ミルトー(Jean-Jacques Milteau)は、卓越したブルース・ハープ(ハーモニカ)奏者として広く知られている。豊かな音... 2016.02.02 方々日誌
方々日誌 フランスの風を吹き込むブルース・ハーピスト──ジャン・ジャック・ミルトー(Jean-Jacques Milteau)の魅力 Jean-Jacques Milteau ─ フランスが奏でるブルースの新しいかたち ブルースといえばアメリカ南部を思い浮かべる人が多いかもしれないが、その深いルーツと多彩な展開は、時に国境を越えて新たな形を見せてくれる。その好例が、フラン... 2016.02.01 方々日誌
千言万句 歴史的偉人に学ぶ英語勉強法 – 斎藤兆史『英語達人塾』 斎藤兆史『英語達人塾』(2003)本気で英語を学ぶ人のために 巷に溢れる大量の安易な英語学習本に背を向け、本気で英語を習得しようという人に向けた本。 本書が目指すところは、ひじょーに次元が高い。 「Native English speake... 2016.01.10 千言万句
方々日誌 Kelly Joe Phelps – BluesyなLap Slideの世界 ケリー・ジョー・フェルプス(Kelly Joe Phelps)は、主にカントリー・ブルース、デルタ・ブルースを中心に演奏しているブルース・シンガー。デルタ・ブルースにジャズを掛け合わせたような作品が特徴的。ラップスタイル(Lapstyle)... 2015.12.10 方々日誌
晴筆雨読 中世ヨーロッパの刑吏から読み解く差別の社会史 – 阿部謹也『刑吏の社会史』を読む 阿部謹也『刑吏の社会史』(1978)社会史とは何か社会史とは、何を対象とする歴史なのだろうか。政治史、経済史、法制度史、美術史、建築史といった分野は、その対象が明確で理解しやすい。しかし「社会史」と聞くと、何を扱う学問なのか直ちに把握しにく... 2015.12.06 晴筆雨読
晴筆雨読 「ハーメルンの笛吹き男」と民話の変容──物語が映す社会の歴史民話の解釈学 – 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』(1974)「ハーメルンの笛吹き男」はいかにして語られるようになったのか? 1284年、ドイツの町ハーメルンに現れた謎の笛吹き男が、報酬と引き換えに町を悩ませていたネズミの群れを駆除した。しかし町の人々は約束... 2015.12.05 晴筆雨読
科学半解 SF作家とは違う科学者としての顔 – アイザック・アシモフ『生物学の歴史』 アイザック・アシモフ『生物学の歴史』(1964)生物学者としてのアシモフ アシモフといえば、SF作家として有名だが、同時にボストン大学医学部の生化学の教授でもあった(教鞭は執っていなかったようだが)。 一般向けの科学書(いわゆる、アメリカで... 2015.11.20 科学半解
方々日誌 Bottle neckを使ったslide guitar playは必見! – Tony Furtado – Live at Mississippi Studios (2012) 2012年に行われたTony FurtadoのLive at Mississippi Studiosの様子がYouTubeで公開されている。 Tony FurtadoのLiveは、公式に撮影されたものが少ないので、かなり貴重な映像だ。しかも... 2015.10.16 方々日誌