科学半解 脳科学はチョムスキー理論を証明できるのか? – 脳機能の普遍性と情報処理の普遍性の違い 言語相対論からチョムスキーの普遍文法論へ 言語が異なれば、物事の捉え方や把握の仕方も異なる——— このような考え方は、「言語相対論」と呼ばれる。 19世紀から20世紀にかけて西欧諸国が植民地を拡大する中で、非西欧文明との接触が進み、世界の多... 2015.02.26 科学半解
科学半解 言語のしくみは脳で解明できるのか? – 酒井邦嘉『言語の脳科学』 酒井邦嘉『言語の脳科学』出版年:2002脳科学が証明する言語の機能 2002年刊行。 ちょっと古めの本。脳科学が言語処理に関する脳機能のどこまでを証明できているのか、当時の研究成果を解説している。言語処理における脳の機能局在、モジュール仮説... 2015.02.25 科学半解
千言万句 西欧文明との衝突と受容 – 丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』 丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』出版年:1998翻訳文化の始まり 日本の近代化を支えた翻訳文化をめぐる対談集。良くも悪くも、日本の近代化は翻訳を中心に進められてきた。その思想史的な意義と功罪について、戦後日本を代表する二人の思想家が対... 2015.02.10 千言万句
千言万句 変化する日本語 – 外山滋比古『日本語の感覚』 絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。外山滋比古『日本語の感覚』出版年:1975日本語の変化 前著『日本語の論理』において、欧米言語と日本語の特質の差を名詞構文と動詞構文の差として特徴... 2015.02.06 千言万句
千言万句 日本語の独自性とは? – 外山滋比古『日本語の論理』 絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。外山滋比古『日本語の論理』出版年:1973西欧語との対峙 著者の外山氏は1923年、大正12年の生まれ。第二次大戦が始まる直前から戦中にかけて英文... 2015.02.05 千言万句