方々日誌 フランスの風を吹き込むブルース・ハーピスト──ジャン・ジャック・ミルトー(Jean-Jacques Milteau)の魅力 Jean-Jacques Milteau ─ フランスが奏でるブルースの新しいかたち ブルースといえばアメリカ南部を思い浮かべる人が多いかもしれないが、その深いルーツと多彩な展開は、時に国境を越えて新たな形を見せてくれる。その好例が、フラン... 2016.02.01 方々日誌
千言万句 歴史的偉人に学ぶ英語勉強法 – 斎藤兆史『英語達人塾』 斎藤兆史『英語達人塾』(2003)本気で英語を学ぶ人のために 巷に溢れる大量の安易な英語学習本に背を向け、本気で英語を習得しようという人に向けた本。 本書が目指すところは、ひじょーに次元が高い。 「Native English speake... 2016.01.10 千言万句
方々日誌 Kelly Joe Phelps – BluesyなLap Slideの世界 ケリー・ジョー・フェルプス(Kelly Joe Phelps)は、主にカントリー・ブルース、デルタ・ブルースを中心に演奏しているブルース・シンガー。デルタ・ブルースにジャズを掛け合わせたような作品が特徴的。ラップスタイル(Lapstyle)... 2015.12.10 方々日誌
晴筆雨読 中世ヨーロッパの刑吏から読み解く差別の社会史 – 阿部謹也『刑吏の社会史』を読む 阿部謹也『刑吏の社会史』(1978)社会史とは何か社会史とは、何を対象とする歴史なのだろうか。政治史、経済史、法制度史、美術史、建築史といった分野は、その対象が明確で理解しやすい。しかし「社会史」と聞くと、何を扱う学問なのか直ちに把握しにく... 2015.12.06 晴筆雨読
晴筆雨読 「ハーメルンの笛吹き男」と民話の変容──物語が映す社会の歴史民話の解釈学 – 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』(1974)「ハーメルンの笛吹き男」はいかにして語られるようになったのか? 1284年、ドイツの町ハーメルンに現れた謎の笛吹き男が、報酬と引き換えに町を悩ませていたネズミの群れを駆除した。しかし町の人々は約束... 2015.12.05 晴筆雨読
科学半解 SF作家とは違う科学者としての顔 – アイザック・アシモフ『生物学の歴史』 アイザック・アシモフ『生物学の歴史』(1964)生物学者としてのアシモフ アシモフといえば、SF作家として有名だが、同時にボストン大学医学部の生化学の教授でもあった(教鞭は執っていなかったようだが)。 一般向けの科学書(いわゆる、アメリカで... 2015.11.20 科学半解
方々日誌 Bottle neckを使ったslide guitar playは必見! – Tony Furtado – Live at Mississippi Studios (2012) 2012年に行われたTony FurtadoのLive at Mississippi Studiosの様子がYouTubeで公開されている。 Tony FurtadoのLiveは、公式に撮影されたものが少ないので、かなり貴重な映像だ。しかも... 2015.10.16 方々日誌
方々日誌 Roots Musicを聞くならこれ! (入門編) – Tony Furtado – Live Gypsy (2003) Tony Furtado - Live Gypsy (2003) 「Roots Musicってどんなの?」と誰かに聞かれたら、迷わずこの1枚を手渡したい——Tony Furtadoの『Live Gypsy』(2003)は、そんな“ルーツ音楽... 2015.10.15 方々日誌
方々日誌 ケイジャンとザディコの文化史:フランス系移民が遺した音の遺産 ケイジャンとザディコ:アメリカ南部に息づく音楽の複層的な歴史 アメリカ南部ルイジアナ州を代表する音楽に、ケイジャン(Cajun)とザディコ(Zydeco)がある。どちらもアカディア(Acadia)系フランス移民の影響を受けて形成されたルーツ... 2015.09.25 方々日誌
方々日誌 アコーディオンが奏でるブルース – Clifton Chenier – Louisiana Blues and Zydeco (1965) Clifton Chenier - Louisiana Blues and Zydeco (1965) 1965年に収録されたクリフトン・シェニエ(Clifton Chenier)のアルバム『Louisiana Blues & Zydeco... 2015.09.06 方々日誌