よく本を読んでいる。
これといった趣味がないせいか、単に時間を持て余しているせいか──たぶん、その両方だろう。
読む分野は特にこだわっているわけではない。雑多に手に取っているし、3、4冊を並行して読むことも少なくない。
しかし、これだけ本を読んでいても、自分の知識が増えたとか、少しは賢くなったという実感がまるでない。
そう、まったく。
そもそも、一度読んだだけでは内容をきちんと把握できない。友人に「その本、どんな話だった?」と聞かれて、うまく言葉にできたためしがない。
「あぁ、あれねぇー。あの、すごい良かったと思うよ、えぇ」「具体的に?う〜、そうねぇ〜、えぇ。。。」
と、何やら全く要領の得ない説明をしている。。。
これは、一体どういうことなのだろう?
そこで、読書が自分の知性の向上にまるで役立っていない理由を、あれこれ考えてみた。
そして気がついたのは、ごく単純な事実だ。──読んだ内容を、ほとんど覚えていないのだ。
そう、まったく。
読んだそばから忘れている。
これでは、読書が役に立たないのも無理はない。
そのことに気づいて以来、本を読んだら備忘録を書くようにした。
最初、記憶のための備忘録だったが、これが意外と思考の整理にもつながる。内容を思い出しながら読み返したり、自分なりにまとめ直したりする作業は、自分自身の考えをまとめることにも役立っていると思う。
そうして、備忘録を書く習慣が少しずつ身についていった。これを続けていけば、多少は自分のチセイのコウジョーにも役立つだろう。
備忘録は、はじめは手書きのノートに書いていたが、やがてパソコンでメモを取るようになった。そして保存先にクラウドを使うようになってから、「いっそブログにしてしまえばいいのではないか」と思うようになった。その方が、管理も閲覧も一元化できて、はるかに楽だ。
──というわけで、このブログを始めるに至った。
こんなブログを読む物好きが世の中にいるのかどうかはわからなが、もともと自分のための備忘録であり、自己満足でやっているのだから、あまり気にせず、気長に続けていこうと思う。


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