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2019年2月

  • 2019年2月7日

カフカ『アメリカ』(1927)

『アメリカ』という題名  この作品は、カフカの親友マックス・ブロートによってカフカの遺稿が編纂され、1927年に『アメリカ』という題で出版された。 現在では、『失踪者』という題で出版されているが、どうも自分には、この『アメリカ』という当初の題に愛着がある。  残された手記から、カフカがこの小説を『失 […]

  • 2019年2月5日

カフカ『審判』(1925)

「日常」という目に見えない負担  Kにとって訴訟とは何だったのか。 この訴訟には、終わりも見えなければ、進展も見えない。それでいて、生きている以上、ずっとつきまとって離れないものだ。ただ重い負担となって、ずっとKにのしかかっている。  Kの生活は、訴訟を中心にして回っている。すでに「日常」の一部とな […]