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千言万句

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千言万句

詩人としての生き方 – ホラティウス『詩論』(18 BC?)

ミネルウァの意に添わないなら、あなたは語ることもつくることもいっさいできないだろう。これこそあなたの判断であり、良識である。けれども、将来あなたが何かを書いたなら、まずそれを批評家のマエキウスと父上と私に読んで聞かせてから、原稿を家の奥深く...
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歴史的偉人に学ぶ英語勉強法 – 斎藤兆史『英語達人塾』

斎藤兆史『英語達人塾』(2003) 巷に溢れる大量の安易な英語学習本に背を向け、本気で英語を習得しようという人に向けた本。 本書が目指すところは、ひじょーに次元が高い。 「Native English speakers並みを目指す!」 。。...
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「和歌の前の平等」古代日本人の精神世界 – 渡部昇一『日本語のこころ』

絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。渡部昇一『日本語のこころ』(1974)漢語から大和言葉へ ところでヴァイキングにしろアングロ・サクソンにしろ、古代のゲルマン人はキリスト教がくる前...
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日本語の未来は大丈夫か? – 水村美苗『日本語が亡びるとき』

水村美苗『日本語が亡びるとき』(2008)消えていく言語 一説によれば、現在世界には約5,000から8,000の言語が存在するとされる。数え方にもよるが、少なくとも3000近くあると見るのが一般的らしい。 世界には多種多様な言語が存在してい...
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西欧文明との衝突と受容 – 丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』

丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』(1998)翻訳文化の始まり 日本の近代化を支えた翻訳文化をめぐる対談集。良くも悪くも日本の近代化は翻訳を中心に進められた。その思想史的な意義と功罪をめぐって、戦後日本を代表する思想家二人による対話が交...
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変化する日本語 – 外山滋比古『日本語の感覚』

絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。外山滋比古『日本語の感覚』(1975)日本語の変化 前著『日本語の論理』において欧米言語と日本語の特質の差を名詞構文と動詞構文の差として特徴付けた...
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日本語の独自性とは? – 外山滋比古『日本語の論理』

絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。外山滋比古『日本語の論理』(1973)西欧語との対峙 著者の外山氏は1923年、大正12年の生まれ。第二次大戦が始まる直前から戦中にかけて英文学を...
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