- 2015年5月15日
反時代的思考 – 渡邊二郎・西尾幹二編『ニーチェを知る事典』(2013)
渡邊二郎・西尾幹二編『ニーチェを知る事典』(2013) 1980年に刊行された書籍の文庫化。 文庫本で800ページ近くある(文字通り)大著。ニーチェの専門家に限らず、多様な分野の研究者ら50人以上 […]
渡邊二郎・西尾幹二編『ニーチェを知る事典』(2013) 1980年に刊行された書籍の文庫化。 文庫本で800ページ近くある(文字通り)大著。ニーチェの専門家に限らず、多様な分野の研究者ら50人以上 […]
左からルー・ザロメ、パウル・レー、ニーチェ1882年ルツェルンにて ニーチェ『ツァラトゥストラ』(1883) 道化師としてのツァラトゥストラ ニーチェの『ツァラトゥストラ』は、4部構成で、1883年 […]
ルソー『孤独な散歩者の夢想』(1782) ルソーの遺作となった作品。 夢想とある通り現実と妄想の間を行き来するような内容で終始、ルソーの独白が続いていく。 ルソーは、一般的には社会契約論を唱えた社 […]
中島義道『哲学の道場』(1998) 日常誰でもが出会う事柄に対して半病的なこだわりをもち、それに対して全身でぶつかってゆき答えを求めようとする無謀でいくぶん滑稽な(まさにトン・キホーテ的な)営みこそ哲 […]
フロイト『戦争と死に関する時評』(1915) そしてこの戦争がもたらしたもの、それは幻滅である。 世界大戦がもたらした幻滅 第一次世界大戦のさなかに書かれた論文。フロイトが、第一次世界大戦という未曾 […]
フロイト『人はなぜ戦争をするのか』(光文社古典新訳文庫) 第一次世界大戦以降のフロイト後期の作品を集めた論文集。翻訳編集は中山元氏。2008年の刊行。 フロイトは、第一次世界大戦に直面して、人間の破 […]