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方々日誌

Roots Musicを聞くならこれ! (入門編) – Tony Furtado – Live Gypsy (2003)

Tony Furtado - Live Gypsy (2003) 「Roots Musicってどんなの?」と誰かに聞かれたら、迷わずこの1枚を手渡したい——Tony Furtadoの『Live Gypsy』(2003)は、そんな“ルーツ音楽...
方々日誌

ケイジャンとザディコの文化史:フランス系移民が遺した音の遺産

ケイジャンとザディコ:アメリカ南部に息づく音楽の複層的な歴史 アメリカ南部ルイジアナ州を代表する音楽に、ケイジャン(Cajun)とザディコ(Zydeco)がある。どちらもアカディア(Acadia)系フランス移民の影響を受けて形成されたルーツ...
方々日誌

アコーディオンが奏でるブルース – Clifton Chenier – Louisiana Blues and Zydeco (1965)

Clifton Chenier - Louisiana Blues and Zydeco (1965) 1965年に収録されたクリフトン・シェニエ(Clifton Chenier)のアルバム『Louisiana Blues & Zydeco...
方々日誌

ザディコ:ブルースとフランス音楽の関係 – Clifton Chenier “The King of Zydeco”

フランス語とブルースが融合したルイジアナの音楽 ― Clifton ChenierとZydeco Clifton Chenier (June 25, 1925 – December 12, 1987), a Louisiana French...
哲学談戯

相対主義の極限と思考の地平──入不二基義『相対主義の極北』を読む

入不二基義『相対主義の極北』(2001)相対主義の自己適用化をめぐって 本書は、相対主義に内在する「自己論駁(self-refutation)」の問題を出発点とし、それを極限まで突き詰めたときに現れる思考の地平を探求するものである。相対主義...
哲学談戯

沈黙の中の実存——ウィトゲンシュタインと独我論の地平 – 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』

永井均『ウィトゲンシュタイン入門』(1995)哲学することの意味 優れた哲学者とは、「これまで誰も、問題があることに気づかなかった領域に、実は問題があることを最初に発見し、それにこだわり続けた人」のこと——— 哲学の本質は、既知の問題に対し...
床屋政談

自由を問い直す:libertyとfreedomの本来の意味 – J. S. ミル『自由論』

J. S. ミル『自由論』(1859)矛盾する自由 自由という概念は、常に矛盾をはらんでいる。 自由は、近代社会を形づくる中核的な理念である。しかしそれは、社会の根幹に位置づけられる一方で、社会それ自体と絶えず緊張関係に置かれる概念でもある...
方々日誌

サニー・ランドレス – レーベル立ち上げ、そしてブルースへの原点回帰へ Sonny Landreth – A Return to His Blues Roots

From the Reach (2008)ハリケーンカトリーナからの復興を願って 2008年、Sonny Landrethは自身のレーベルを立ち上げ、その第一弾としてリリースしたのがこのアルバム『From the Reach』だ。初の自主制...
方々日誌

ルイジアナのRoots Music – Sonny Landreth

South of I-10 (1995) Sonny Landrethの1995年作『South of I-10』は、そのタイトルが示す通り、アメリカ南部──とりわけ彼の故郷ルイジアナ──の風土と文化を深く反映した作品だ。 全体として、bl...
方々日誌

Blues Rockの最高峰 – Sonny Landreth – The Road We're On (2003)

Sonny Landreth - The Road We're On (2003) このalbumを聞いたときは、ほんと、衝撃的だった。 演奏はほぼguitar、base、drumsだけという非常にsimpleな構成。 Sonny Land...
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