羊のぼう

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方々日誌

【四字熟語】読書亡羊 – 出典とその意味

読書亡羊(どくしょぼうよう)『荘子』外篇の駢拇に記された故事より。「書を読みて羊を亡う」と読む。他のことに気を取られて、大事なことを疎かにしてしまうことの例え。出典『荘子』臧と穀との二人、相い与(とも)に羊を牧(やしない)いて、倶(とも)に...
方々日誌

【Roots Music】Bayou – ミシシッピの象徴

Bayouとは? In usage in the United States, a bayou (/ˈbaɪ.uː/ or /ˈbaɪ.oʊ/, from Cajun French) is a body of water typically...
方々日誌

南部を奏でる土地、デルタ:ブルース発祥の地

Mississippi Deltaとは? ミシシッピ・デルタとは、ミシシッピ州北西部、ミシシッピ川とヤズー川に挟まれた地域を指す。その特異な人種的、文化的、経済的背景から、「もっとも南部的な地域」とも称されている。 地理学的には三角州(デル...
方々日誌

ブルースの源流をたどる:ミシシッピ・デルタに響く悲哀の音楽

Bluesの誕生は19世紀後半、南北戦争終結(1865)後の数十年間の間と言われている。南部諸州の解放奴隷たちの間で、広く自然発生的に生まれたのだろうが、当時の記録は全くないので詳細は分からない。 Bluesが記録として最初に残されたのは、...
科学半解

脳科学はチョムスキー理論を証明できるのか? – 脳機能の普遍性と情報処理の普遍性の違い

言語相対論からチョムスキーの普遍文法論へ 言語が異なれば、物事の捉え方や把握の仕方も異なる——— このような考え方は、「言語相対論」と呼ばれる。 19世紀から20世紀にかけて西欧諸国が植民地を拡大する中で、非西欧文明との接触が進み、世界の多...
科学半解

言語のしくみは脳で解明できるのか? – 酒井邦嘉『言語の脳科学』

酒井邦嘉『言語の脳科学』(2002)脳科学が証明する言語の機能 2002年刊行。 ちょっと古めの本。脳科学が言語処理に関する脳機能のどこまでを証明できているのか、当時の研究成果を解説している。言語処理における脳の機能局在、モジュール仮説、プ...
千言万句

西欧文明との衝突と受容 – 丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』

丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』(1998)翻訳文化の始まり 日本の近代化を支えた翻訳文化をめぐる対談集。良くも悪くも、日本の近代化は翻訳を中心に進められてきた。その思想史的な意義と功罪について、戦後日本を代表する二人の思想家が対話を...
千言万句

変化する日本語 – 外山滋比古『日本語の感覚』

絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。外山滋比古『日本語の感覚』(1975)日本語の変化 前著『日本語の論理』において、欧米言語と日本語の特質の差を名詞構文と動詞構文の差として特徴付け...
千言万句

日本語の独自性とは? – 外山滋比古『日本語の論理』

絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。外山滋比古『日本語の論理』(1973)西欧語との対峙 著者の外山氏は1923年、大正12年の生まれ。第二次大戦が始まる直前から戦中にかけて英文学を...
方々日誌

本の処分の仕方

なかなか本を処分できない。 どんなくだらない内容の本でも一度買ってしまうと、また後で読み直すことがあるんじゃないかとか、必要なときがあるんじゃないか、とか余計なことを考えてしまって捨てられなくなる。 だが、実際、後で必要になることなんてほと...
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