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2015年5月

  • 2015年5月31日

山田順『資産フライト 「増税日本」から脱出する方法』(2011)

資本逃避のためのあの手この手  2011年刊行。 本書は、富裕層から一般の人まで資産を海外に移す動きが加速している現状を紹介している。 資本逃避は2009年の民主党政権が誕生したころから増え始め、東北大震災以降さらに増加しているそうだ。しかし、具体的にどれ位の資産が逃避しているのかは本書では何の統計 […]

  • 2015年5月30日

ウォール街の悪夢 – 暴走する投機的金融

神谷秀樹『強欲資本主義 ウォール街の自爆』(2008) 実業を超えて肥大化する金融部門  2008年刊行。リーマンショックを受けて出版された本。  2007年前後から投資銀行家によるPEファンド(Private Equity Fund)が、世界の金余りを背景として巨大化した。 このPEファンドとは、 […]

  • 2015年5月10日

日本のシューカツをおかしなものに歪める人たち

大沢仁・石渡嶺司『就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇』(2008) 面白いが建設的な話は何もない  企業は職業経験のない学生を評価しようとするから、学歴しか判断材料がなくなる。学生は職業経験がない中で、自己PRを行わなくてはならないから、自己分析という全く職業能力や意欲とは関係ない自己 […]

  • 2015年5月8日

町田健『ソシュールと言語学 コトバはなぜ通じるのか』(2004)

言語学小史  2004年刊行。 ソシュールの言語学とその後の言語学の歴史を概説している。  ソシュールは、ある一つの単語の意味は、言語という体系の中で他の要素との関係性によって決まるということを指摘して、近代言語学の基礎を築いた。ソシュール自身は「構造」ではなく「体系」という言葉を使っていたが、要素 […]

  • 2015年5月5日

年功序列を考えるための読書案内

城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(2006) 世界でも極めて特異な日本の企業体質  新規大卒入社で3年以内に会社を辞める社員の割合は、厚生省の発表では2000年度で36.5%、1992年度が23%なので90年代の間に1.5倍に増えている。  「若者はなぜ3年で辞めるのか」といった声が、90年代 […]

  • 2015年5月4日

山崎元『会社は2年で辞めていい』(2007)

これから働き出す若い人たちへ  デフレ経済が長引いて、日本の雇用を取り巻く環境は大きく様変わりした。今では終身雇用といったことを素朴に信じる人は誰もいなくなった。会社側も社員の全人生に責任を持てるはずもない。企業は常に経済合理的に行動するものだ。終身雇用が維持できないとなれば、人員整理を進めるだろう […]

  • 2015年5月3日

金子哲雄『「持たない」ビジネス 儲けのカラクリ』(2012)

資産保有がリスクになる時代  2012年刊行。 市場の変動が激しく先の見えない経済状況の中では、資産を保有することがむしろリスクになるということを説明した本。  個人にしろ会社にしろ資産を保有すればそれは固定費となり、自由な支出を制限させ、さらにはそれが経済活動をも狭めさせる結果になる。経済や市場の […]

  • 2015年5月2日

大貫妙子 – note (2002)

 なんだかもう一枚紹介したくなったので、また書きました。  前の記事で、春の訪れに似合うアルバムとして大貫妙子さんのOne Fine Dayを紹介しましたが、Noteもまた春にとっても良く似合うアルバムです。 春になるとなぜかいつの間にか聞いている曲です。このアルバムにはSnowという曲がありますが […]

  • 2015年5月2日

大貫妙子 – One Fine Day (2005)

 今日のように晴れた日は、なぜか自然と聴きたくなる―――  そんな曲。  気が付くとなぜか、聴いているといった感じ。  彼女の歌は、雲一つない本当に晴れきった日にとても良く似合う。五月に入り、日々日が暖かくなるのを感じながら聞くのが非常に気持ちがいい。本当に春が似合う歌声だと思う。  数あるalbu […]