- 2015年4月10日
役に立たない哲学 – 中島義道『哲学の道場』
中島義道『哲学の道場』(1998) 日常誰でもが出会う事柄に対して半病的なこだわりをもち、それに対して全身でぶつかってゆき答えを求めようとする無謀でいくぶん滑稽な(まさにトン・キホーテ的な)営みこそ哲 […]
中島義道『哲学の道場』(1998) 日常誰でもが出会う事柄に対して半病的なこだわりをもち、それに対して全身でぶつかってゆき答えを求めようとする無謀でいくぶん滑稽な(まさにトン・キホーテ的な)営みこそ哲 […]
清水幾太郎『本はどう読むか』(1972) 読まれる読書から読む読書へ 読書というのは、なんとなく読んでいるだけで、自分が考えたような気になってしまう。しかし、著者に言わせると、それは本に「読まれてい […]
フロイト『戦争と死に関する時評』(1915) そしてこの戦争がもたらしたもの、それは幻滅である。 世界大戦がもたらした幻滅 第一次世界大戦のさなかに書かれた論文。フロイトが、第一次世界大戦という未曾 […]
フロイト『人はなぜ戦争をするのか』(光文社古典新訳文庫) 第一次世界大戦以降のフロイト後期の作品を集めた論文集。翻訳編集は中山元氏。2008年の刊行。 フロイトは、第一次世界大戦に直面して、人間の破 […]