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一攫一金

  • 2018年5月1日

井上智洋『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』(2016)

人工知能の飛躍的発展  1980年代の人工知能の研究は、人間の記号処理や論理的思考の再現を目指すものだった。しかし、その研究はさしたる成果もないまま行き詰まった。 そこで、90年代の末頃からは、確率・統計的手法で、人間の認知能力を再現する研究が主流になる。AIに論理的推論を行わせるのではなく、膨大な […]

  • 2018年3月10日

大村大次郎『税務署の正体』(2014)

 また今年も確定申告とかいうメンドクサイ申告の季節がやってきた。 ほんと、頭痛い。  まともに払ったところで、どーせ、まともに使われはしない。使われ方はまともに精査されないくせに、支払い方には、めちゃくちゃ厳しい。と、文句を言ったところで、税務署は待ってくれない。  税務署へ行くと、もう、そりゃ、長 […]

  • 2017年11月30日

辻井喬・上野千鶴子『ポスト消費社会のゆくえ』(2008)

 辻井喬こと堤清二と上野千鶴子の対談本。 80年代の消費文化を牽引した西武百貨店を中心としたセゾングループのお話。  2008年の出版で、この対談が行われた年は、長引くデフレ経済で景気はどん底、金融危機のあおりで株価もどん底、という消費文化の低迷が濃厚な時期。なので、かつての消費文化を総括する、これ […]

  • 2016年11月26日

クリス・アンダーソン『フリー <無料>からお金を生み出す新戦略』(2009)

 2009年刊行。  出版直後から非常に話題になっていた本。本屋でも平積みになっていて、非常に気になっていたのだが、「分厚い」「ハードカバー」「1800円+税もする!」というのが妨げになって、結局、買わなかった。  そのうち、買わないまま一年ぐらいが過ぎ、Bookoffで、本書が半額で売られているの […]

  • 2016年7月11日

畑村洋太郎『起業と倒産の失敗学』(2003)

企業倒産の事例集  成功に法則はないが、失敗には法則がある―――この言葉通り、企業が破綻した事例から失敗の要因を明らかにしようと試みた本。原著は2003年の刊行なので、2000年前後の破綻事例が紹介されている。  企業破綻にもさまざまな類型があり、その要因もさまざまだが、本書はそのなかでも優良成長企 […]

  • 2016年7月10日

畑村洋太郎『決定版 失敗学の法則』(2002)

組織論・経営論で欠けている失敗の知識化  2002年の本。 著者は機械工学の専門家。  機械を設計する上では、実験や実証による知識は欠かせない。 一つの機械が完成するまでには、実際に組み立てて、試行錯誤(trial and error)を繰り返しながら、正常に作動する要件を見つけ出していく作業が必要 […]

  • 2015年8月13日

クリス・ギレボー『1万円起業』(2012)

起業することに資金は要らない  原書は2012年の出版。 以前紹介した身の丈起業に近い考え方で、起業をもっと身近なものとして捉えようという本。  従来、起業するといえば、資金を集めて、登記などの手続きをし、人を雇って、開業し、その上で大きなリスクを背負うもの。。。といった印象が一般的だった。 だが、 […]

  • 2015年6月25日

教養としての株式投資

投資と投機を分けるもの  株式投資はギャンブルではない。しかし、ギャンブルとして行っている人たちが多いのも事実だ。それは投機と呼ばれる。 では、投機と投資を分けるものとは何だろうか。  たとえば、Aさん。 ある会社の事業に魅力を感じ、将来性を期待してその会社の株を購入した。長期で保有するつもりだ。し […]

  • 2015年6月24日

株式投資の公共的な意義とは?

極めて高い日本の預貯金率  先月総務相が2014年度家計調査報告を発表した。その発表をまとめた記事を見てみると、貯蓄に占める預貯金の割合は63.3%で、有価証券は14.0%しか占めていない。有価証券の割合は、アベノミクス効果で2年連続増加だが、それでも銀行預金の比率の高さを窺わせる。  少し前の資料 […]

  • 2015年5月3日

金子哲雄『「持たない」ビジネス 儲けのカラクリ』(2012)

資産保有がリスクになる時代  2012年刊行。 市場の変動が激しく先の見えない経済状況の中では、資産を保有することがむしろリスクになるということを説明した本。  個人にしろ会社にしろ資産を保有すればそれは固定費となり、自由な支出を制限させ、さらにはそれが経済活動をも狭めさせる結果になる。経済や市場の […]