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晴筆雨読

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「ハーメルンの笛吹き男」と民話の変容──物語が映す社会の歴史民話の解釈学 – 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』

阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』(1974)「ハーメルンの笛吹き男」はいかにして語られるようになったのか? 1284年、ドイツの町ハーメルンに現れた謎の笛吹き男が、報酬と引き換えに町を悩ませていたネズミの群れを駆除した。しかし町の人々は約束...
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失われた日本の身体感覚を取り戻す – 養老孟司・甲野善紀『古武術の発見』

絶版本を読む絶版本の世界へようこそ。あえて絶版本を読み、それを紹介するという誰得?な企画です。養老孟司・甲野善紀『古武術の発見』光文社 (1993)失われた身体感覚を取り戻す 一度失われた技術を再び取り戻す——— 甲野善紀氏は古武術の研究家...
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本を読んでるとバカになる? – 清水幾太郎『本はどう読むか』

読まれる読書から読む読書へ 読書というのは、なんとなく読んでいるだけで、自分が考えたような気になってしまう。しかし、著者に言わせると、それは本に「読まれている」だけで、自分にとって意味のある読書体験にはなっていない、ということらしい。 まぁ...
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批判的読書のために – M. J. アドラー『本を読む本』

M. J. アドラー『本を読む本』(1997)原著:Mortimer J. Adler, How to Read a Book, 1940批判的読書のために 原著は1940年の刊行。 戦前の古い著作で、単なる教養主義的な読書論を展開しただけ...
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創造的な知性の働かせ方 – 外山滋比古『思考の整理学』

外山滋比古『思考の整理学』(1983)蓄積する知識から創造する知性へ 初出は1983年(文庫化は86年)。InternetやPCが一般化するずっと前の作品。 著者は、すでに本書のなかで、博覧強記といった知性の型はcomputerの登場で全く...
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