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2015年7月

  • 2015年7月30日

津田大介『ウェブで政治を動かす!』(2012)

若者の選挙離れ  2012年刊行。  本書の冒頭で結構衝撃的な数字が出てくる。曰く、国政選挙の投票率は、この10年近く、20代の投票率が40%を切っている。一方70才を超える人々の投票率は80%近くを維持している。2009年の第45回総選挙における投票者の年齢は、53歳が中央値となっている。。。   […]

  • 2015年7月20日

J. S. ミル『自由論』(1859)

 自由とは常に矛盾に満ちた概念だ。特に政治という領域、つまり、社会的な意思決定を行う場では、自由は政治と鋭く対立する。 この政治と自由をめぐる議論に一つの解答を試みたのが、ジョン・ステュアート・ミルの『自由論』だ。  自由主義の古典的名著であり、今現在読んでみても、内容が極めて現代的なことに驚かされ […]

  • 2015年7月19日

城繁幸『7割は課長にさえなれません』(2010)

一人ひとりの具体的な姿から浮かび上がる労働問題  2010年刊行。 著者は、日本の労働問題、格差問題の根本的な原因が、年功序列型の日本の雇用慣行にあることを指摘して、一躍話題となった城繁幸氏。  日本の経済成長力が鈍化していく中で、ジリ貧化していく正社員を皮肉ったような題だが、本書の内容は日本の労働 […]

  • 2015年7月18日

渡邉正裕『10年後に食える仕事 食えない仕事』(2012)

グローバル化の時代だからこそ日本人としての特性を活かす  2012年刊行。 グローバル化が進展する中で、日本の労働環境がどう変化していくかを考察している。10年という比較的近い将来のことを考える上では、非常に示唆に富む内容になっている。 著者は、「知識集約的か、技能集約的か」「日本人としての特性を活 […]

  • 2015年7月10日

羽場久美子『拡大ヨーロッパの挑戦 増補版』(2014)

東西ヨーロッパの統合  2014年刊行。2004年の著作の増補版。  EUは、2004年に中東欧10カ国の加盟を承認した。一度の承認としては過去最大で、大規模拡大となった。これらの国々は、かつての東ローマ帝国領であり、文化的にはギリシャ正教、スラブ文化の色合いが濃い。そのため2004年の拡大は、東西 […]

  • 2015年7月8日

Sonny Landreth – Levee Town (2000)

 Levee Townとは、堤防のある町という意味。もちろんNew Orleansのことだ。  前作の『South of 1-10』は、彼のrootsであるLouisianaを主題にしたsouthern tasteのRockといった感じで、あくまでRock色の強い作品だった。  で、今回はまさに&# […]

  • 2015年7月7日

Sonny Landreth – From the Reach (2008)

 2008年に発表した作品。 Sonny Landrethが自分自身のlabelを立ち上げて、最初のalbumになった。初の独自labelということで、Sonny Landrethに関わりの深い多くのmusicianが参加している。Jimmy Buffett, Eric Clapton, Robbe […]

  • 2015年7月6日

Sonny Landreth – Bound By The Blues (2015)

 2003年の『The Road We’re On』以降、Bluesから遠ざかっていたSonny Landrethだが、2015年、ようやく、というかつに、Blues albumを発表した。くぅぅ~どれだけ待ったことか。  Drum、base、guitarのsimpleな3 pieceの […]

  • 2015年7月5日

Sonny Landreth – The Road We're On (2003)

 いまだにこのalbumを超えるBlues Rockの作品を聞いたことがない。おそらく、現時点でのBlues Rockの最高峰じゃないかと勝手に思っている。  演奏はほぼguitar、base、drumsだけという非常にsimpleな構成。 Sonny Landrethは、heavy glass s […]

  • 2015年7月3日

永井均『ウィトゲンシュタイン入門』(1995)

哲学することの意味  優れた哲学者とは、「これまで誰も、問題があることに気づかなかった領域に、実は問題があることを最初に発見し、それにこだわり続けた人」のこと―――  哲学の仕事は、すでに知られている問題に新しい解答を与えることではない。そこに問題があることを発見し、それにこだわり続けることだ。もし […]