2020-09

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哲学談戯

プロテスタント弾圧の象徴カラス事件をめぐって – ヴォルテール『寛容論』

ヴォルテール『寛容論』(1763)カラス事件 1761年、南仏のトゥールーズの商人ジャン・カラスの自宅で、長男のマルク=アントワーヌが首を吊って自害した。ジャン・カラスはプロテスタントの一家であったが、長男はカトリックへ改宗する予定になって...
哲学談戯

信仰心の近代化の試み – スピノザ『神学・政治論』

スピノザ『神学・政治論』(1670)近代化の条件―宗教と科学の分離 スピノザの生きた17世紀は、「科学革命の世紀」とも言われ、近代科学が急速に発展した時代だった。 日々進展する自然科学の知識は、当然ながら従来の信仰の世界とは対立することにな...
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