晴筆雨読 インド仏教小史 – ヤン・ゴンダ『インド思想史』~仏教理論編~ J・ゴンダ『インド思想史』のまとめ続き。今回は仏教について。ブッダの不可知論 ブッダは悟りを開いた当初、自らが達した解脱智を人々に説くことを躊躇していた。しかし、世俗化する祭式主義と出家などの苦行主義とに両極化する中で、人々が苦しみの中に置... 2018.08.21 晴筆雨読
晴筆雨読 ヴェーダからヒンドゥー教まで – ヤン・ゴンダ『インド思想史』(1948) インドの思想と宗教 インド北西のインダス川流域では、紀元前2600年頃からインダス文明が発展した。この文明は紀元前1800年頃には衰退し、それと入れ替わるような形で、紀元前1900年から1700年を境にヴェーダ期と呼ばれる新たな文化が形成さ... 2018.08.20 晴筆雨読
晴筆雨読 原始仏教入門 – 中村元『ブッダ伝 生涯と思想』(1995) 中村元『ブッダ伝 生涯と思想』(1995)ブッダ本来の教えを知る ガウタマ・シッダールタは、紀元前五世紀頃、インド北部、ネパール国境付近のシャーキャ国の王族として生まれ、29才で出家、6年間の修行ののちに悟りを開き、その後は80才で入滅する... 2018.08.15 晴筆雨読