哲学談戯 対話から想起へ – プラトン『メノン』(385 BC?) プラトン『メノン』(385 BC?)対話から想起へ 『メノン』は、プラトン初期対話篇の作品で、『ゴルギアス』とともに最も遅く書かれたと見られている。初期作と中期作の両方の特徴を持ち、中期への橋渡し的な位置付けにある。 主題となっていることは... 2017.03.13 哲学談戯
哲学談戯 魂という不滅不変の存在 文学と哲学の融合 – プラトン『パイドン』(385 BC?) プラトン『パイドン』(385 BC?)プラトン中期の代表作 『パイドン』は、毒杯を仰ぐソクラテスの最期の姿を描いた作品。哲学的のみならず、文学的にも優れた内容で、プラトン中期を代表する著作だ。 「魂の不死について」という副題が付いているよう... 2017.03.10 哲学談戯
哲学談戯 徳(アレテー)は教えられるか? – プラトン『プロタゴラス』(390 BC?) プラトン『プロタゴラス』(390 BC?)若きソクラテス 『プロタゴラス』は、プラトンの「対話編」の中では、『パルメニデス』に次いで、最も若いころのソクラテスの姿を描いた作品。作中でのソクラテスは、36歳となっている。プラトンの初期作品群に... 2017.03.05 哲学談戯
哲学談戯 毒杯を仰いだ哲学者としての運命 – プラトン『ソクラテスの弁明』(390 BC?) プラトン『ソクラテスの弁明』(390 BC?)ソクラテスの公開討論 私は神によってポリスにくっ付けられた存在なのです。大きくて血統はよいが、その大きさゆえにちょっとノロマで、アブのような存在に目を覚まさせてもらう必要がある馬、そんなこのポリ... 2017.03.03 哲学談戯
哲学談戯 プラトン著作一覧 プラトンの著作として伝承された文献は非常に多く、その中には彼が執筆したと広く認められているもの(真作)と、後世にプラトンの名を借りて書かれたとされるもの(疑作・偽作)がある。真作(真正と広く認められているもの)初期(ソクラテスの影響が強い)... 2017.03.01 哲学談戯