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2015年3月

  • 2015年3月29日

桜の森の満開の下には

 桜の樹の下には、ぶるーしーとが敷きつめられている!  桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です。なぜ嘘かと申しますと、真っ青なシートと真っ赤な三角コーンを桜の下に並べ詰めても誰も何も気にせず、人々はただ飲んで騒ぐこ […]

  • 2015年3月26日

池内恵『イスラーム国の衝撃』(2015)

 独裁政権の暴力に頼っている限りは、過激派の発生は止まず、かといって過激派の抑制には、独裁政権を必要とする。このジレンマにアラブ世界は、疲れ切っている。 2014年に突如として現れ、中東情勢をいっぺんに緊迫化させたたイスラーム国(IS)。本書は、その来歴とその思想的な背景を解説している。ISのプロパ […]

  • 2015年3月17日

電子書籍の表紙

 最近は電子書籍を購入する機会が非常に増えた。まだ紙の書籍の方が読みやすいのは確かだが、置き場や持ち運びを考えると、やっぱり紙の書籍を買おうという気がおきなくなる。読み捨てにしてもいいような本だけを紙媒体で購入している。  しかし、私のような電子書籍推進派にとっても電子書籍を購入するにはまださまざま […]

  • 2015年3月11日

週末起業のススメ

藤井孝一『週末起業』(2003) 起業への第一歩  2003年刊行。 10年以上前の本だが、今でも週末企業の基本的な考え方は重要なものだと思う。  会社に一度就職してしまえばそれで自分の人生は安泰という時代はすでに過ぎ去っている。終身雇用も崩れてきているし、年功序列も将来の昇給を保障するものではない […]

  • 2015年3月10日

吉本佳生『無料ビジネスの時代』(2011)

広がる無料ビジネス  2011年刊行。 ここ数年、無料で利用できるサービスや商品が増えてきて、私のようなド貧民にはありがたい限りだが、企業はどうやってそこから利益を上げるのか非常に気になっていた。私自身は、企業が提供する無料の商品やサービスは、促販のための宣伝行為という程度の理解しかしていなかった。 […]

  • 2015年3月8日

一橋総合研究所『「身の丈」起業のすすめ』(2005)

起業に対する考え方をもっと柔軟にするために  「身の丈起業」とは非常にいい言葉だと思う。 起業というとかなりな資本金を準備し、非常に高いriskをとるものという印象があるが、むしろ将来性が不透明な経済状況の中では、risk hedgeとして起業を考えるべきだという。その際の起業とは、副業としての起業 […]

  • 2015年3月6日

河野博子『アメリカの原理主義』(2006)

極右テロの頻発  2006年刊行。第二次ブッシュ政権下で、泥沼化するイラク戦争を主導した右派勢力とそれを支持する国民世論の右傾化を取材した本。  80年代末から90年代にかけて、アメリカでは極右勢力によるテロ事件が相次いだ。 中絶を行っている医院、診療所、同性愛者の集まるナイトクラブなどが、襲撃や爆 […]

  • 2015年3月5日

堤未果『アメリカから<自由>が消える』(2010)

世論を誘導する政治  2010年刊行。 9.11のテロから10年以上が経過した今でも、テロの影に怯え、国民への監視を強化していくアメリカの姿が描かれている。  アメリカの歴史を振り返ると、歴史的に重要な局面において、世論が政治を動かすのではなく、政府が世論を誘導するということがたびたび起きている。  […]

  • 2015年3月2日

若宮健『パチンコに日本人は20年で540兆円使った』(2012)

 2012年刊行。 著者は、日本のメディアが一切、報道しなかった韓国でのパチンコ全廃をいち早く取材し、著書としてまとめた若宮氏。本書では、パチンコをめぐる日本の現状を解説している。 世界最大のギャンブル大国日本  マカオでのカジノ業界の売り上げは、2010年度、1兆8834億円。ラスベガスを抜いて世 […]

  • 2015年3月1日

若宮健『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(2010)

日本で報道されなかった韓国のパチンコ全廃  パチンコ産業では、韓国・北朝鮮資本がほとんどを占めていることは、一般に良く知られていることだが、韓国がパチンコを全廃したという事実はこの書籍が出版される以前はほとんど知られていなかったように思う。  私自身も本書を読む以前は、日本ではどんなに小さな商店街で […]