晴筆雨読 自然への尊重と破壊 分裂する日本の自然観 – オギュスタン・ベルク『風土の日本』 オギュスタン・ベルク『風土の日本』(1986)分裂する日本の自然観晩春のある日曜日の午後、妻と私は戸山町のあたりをぶらついていた。まるで田園にでもいる思いだった。うねうねと曲がる小道、ときおり現われ出る緑、小さな丘、藪で覆われた窪地、切れ切... 2021.07.05 晴筆雨読