
Sonny Landreth – From the Reach (2008)
2008年に発表した作品。
Sonny Landrethが自分自身のlabelを立ち上げて、最初のalbumになった。初の独自labelということで、Sonny Landrethに関わりの深い多くのmusicianが参加している。Jimmy Buffett, Eric Clapton, Robben Ford, Vince Gill, Eric Johnson, Dr. John, Mark Knopfler, Nadirah Shakoorといった錚々たる面々だ。
全体としてmiddle tempoのrockが中心。Bluesやcountry、cajunといった要素は控えめといった感じかな。
作曲の面では、2005年にアメリカ南東部、特にルイジアナ州に大きな被害をもたらしたハリケーンカトリーナの影響が色濃く窺える。ルイジアナの甚大な被害とその後の政治的な混乱を目の前にして、それを歌にしたものが多い。
ルイジアナの復興を願って作った作品という意味でも、彼自身にとって特別な意味を持ったalbumになったに違いない。
一曲目の “Blue Tarp Blues” がのっけからカッコイイ!
Blue tarpとは、事故現場などで使われている、いわゆるブルーシートのこと(ブルーシートは和製英語)。
ハリケーンカトリーナが通過した後のルイジアナの惨状を彷彿とさせる曲。
Blue Tarp Blues
下の動画は、Recorded Live in Lafayetteで演奏した際のもの。ÜberessoというInstrumental。これがまた神業的なguitar play!この一曲のためだけでもalbum買う価値あります!!
Überesso